綺羅星☆競馬予想ブログ

主に穴馬1頭を推奨します。馬券が下手なので3連系や馬複の軸や紐の参考に。

エピカリスは弱い?ヒヤシンスSを顧みる。

コンニチワ(^^)テ綺羅です。







まずは先週の推奨が不甲斐なく申し訳ありません。
ボク自身、金杯日以来の負け越し週で久々にJRAにしてやられました。
もっと回収精度を高めれるよう頑張ります。









さて、それでは表題へ。

先週の日曜の東京9R。
ヒヤシンスSに出走した、話題の怪物エピカリスについて。




当日某ネット掲示板にてこんな書き込みを見ました。


「怪物という割に辛勝だったなw」
「所詮地方で格下相手に威張っただけの馬」
「アディラート勝てただろこれ」
「規格外、クロフネレベルと言ってる方もいましたが全くお話しにならない内容だった」



一言で言うと見る目がなさすぎませんか。笑

この馬は1度記事で取り上げた通り、前走でも圧巻のパフォーマンスを披露し、休養明けでここへ参戦。


条件としては
休養明け、馬体重大幅増、理想距離より短い競馬、ゴールドアリュール産駒の最内枠・終始最内、先行馬ながら差し競馬、前残りのスローペース、ハンデ斤量+1kgを受けての競馬。

普通に考えたらぶっ飛んでもおかしくない条件なんですよね。
これで鞍上のゴーサインで豊のマジックペースを簡単にひっくり返して勝ってしまうのだから実力は究極。




最終コーナーを曲がって武豊鞍上のアディラートも100点の競馬。

前走の走りから注目して当日の評価では2番手。エピカリスをもし倒せるとしたらこの馬だけだろうなという考えでした。
正直ここで勝てないのならもうエピカリスには完全に負けた事になります。
でも馬場が重・不良になった時にこそもっと走りそうですのでここは次走からも注目で。







馬券的なところでは、

ブログでも鉄板評価のエピカリスを頭に、2番手はもうアディラートしか見えていなかったのでこちらを二列目。


後は前走強かった馬を前目で競馬できるのを中心に四頭選んだだけ。



こちらが実際のボクの買い目です。





3着入線のハイパーノヴァですが、これは4コーナーを曲がって上がろうとしたところどん詰まり、残り200m手前でやっと前が開いてそこから再加速しました。
この日最も強い競馬をしたのはエピカリスで仕方ないですが、3番目に強い競馬をしたのはこの馬です。


何故2番目じゃないのかというのは、フォギーナイトがとても素晴らしい競馬をしたからです。

フォギーナイトに関しては完全に鞍上だけで売れていると思っていたので3着づけも買わず。
当日のパドックもひどかったですしね。
ただこれも出遅れたのにこの豊ペースで差して来れるんだから実際問題実力があるのでしょう。少しヒヤッとしました。

こちらも4コーナーを曲がり内内で運んでいたのでとても前が開くわけもなく。
残り400mの標識のところではまだ後方の内追走でぶっ飛んだなと思いました。
が、そこは世界のライアンムーア。前が開く可能性がないのを直ぐに直感しお得意の瞬間移動で一気に馬込みの外へ。
残り200mの標識の時点で大外に持ち出してそこからスパートし前に詰め寄る4着。

間違いなく馬っけ・出遅れ・最内枠これのどれかが無かったら馬券になっていたでしょう。
こちらももちろん次走注目で。







エピカリスに関してですが、この後間違いなく大きなタイトルを獲ることができると思っています。


勝利後のルメールは一切のロスなく立ち回れたので勝てたと言いましたが、この条件で前に行ったら強いと解ってる馬に控える競馬をさせて最内をついて伸び上がるんですから前に行ってアディラートの位置、もしくはその外にいれば楽勝していたと思います。

忘れてはいけないのは当日の馬場は内死に外伸びの馬場です。最終週もあってか東京・京都の芝ダート共にそんな馬場でした。
実際同距離フェブラリーSでも内からベストウォーリアが最後上がりますが外のゴールドドリームも止まらず大外のカフジテイクもぶん回しでよく伸びていました。(カフジテイクに至っては規格外な所もありますが)
そんな中を同産駒が嫌う最内を終始回して深い砂を蹴って伸びてるんですから本当に色々な競馬ができるのでしょうね。

それでもルメールが早めから前に出さなかった(もしかしたら出来なかった可能性もなきにしもあらずだだが)理由は、やはりまだ3歳ですから、色々な競馬を馬に覚えさせる意味での騎乗だったのではないでしょうか。

アディラート騎乗後の武豊エピカリスの方が一枚上だと評価し、かつ、やはりラチ沿いから来たことを評価していました。
自分が作ったペースで後は砂の深くないギリギリを突き抜けるだけと思っていたらその深いところからなんか来たって感じの言い方でちょっと面白いですね。





このエピカリスという馬の強みは今のところこんな感じと思っています。

・距離は1,800〜2,000m前後理想
・小回り対応可能
・先行〜差しまでの自在脚質(馬場不問)
・父産駒の苦手とする砂が深く揉まれる最内枠でも圧倒できる能力と我慢できる気性の良さ
・逃げれば圧倒・控えれば上がりの使える操縦性の良さ(馬の頭の良さ)



とりあえず今回は次走に影響がないようにダメージを残さず勝つというのが条件だったようなもの。
着差以上の勝利ってこういうことを言うんだと思います。
例えここで10馬身差をつけて勝てなかった=弱いって完全に目先のことしか見えてない典型ですよね。ここではそれをする必要がない。というのが結論。休み明けでこのパフォーマンスですから、完璧な調整で出て来れた時はどんな競馬をするのか今から楽しみです。




というわけで、エピカリスは強いです。
わかってるよ!とか言われるかもしれないですが本当に強いです。今後も注目します。